橋下氏は救世主になるのか?期待を込めて、お手並みを拝見しようではないか! |
大阪市長選は橋下徹氏、大阪府知事選は松井一郎氏がともに大差で勝利した。「大阪都構想」を掲げ、ダブル選を仕掛けた「大阪維新の会」の完全勝利だった。
いかに守りの官僚タイプに大阪市民が嫌気がさしているかが証明された。大阪は今までいろいろと問題を抱えていた自治体だった。今まで改革も問題も先送りしたことで「地盤沈下」した事への大阪府民の鬱憤に違いない。
結果を見ると、市民が感じている危機感を橋下氏の方が感じ取っていたのだろう。 橋下氏の考え、手法は若くて、危なっかしいところもあるが、決断力、行動力とリーダーシップがある上、勢いがあるのが強みだ。
ただ、彼が推進する「カジノ計画」に関しては、まだまだ課題が多い。パチンコ産業との兼ね合い、仕組み、社会的、教育的見地から、様々な問題をクリアしていかなければいけない。
それと、「大阪都構想」というキャッチ・フレーズはちょっと頂けない。都は首都の東京で十分。L.Aのように「グレーター・ロサンゼルス(Greater Los Angeles)」を真似てグレーター大阪か?ネーミングを一般公募したらどうか?
しかし、今の体たらくな国政がどうしようもない閉塞感を国民に与えたことを考えると、地方からという今までに無かったパターンで、日本を変えていく事が必要だ。
橋下氏は選挙後も「次の一手」を次々と示した。その動きは民主党政権とは比較にならないほど早い。彼の強い決意で、補助金、市職員の給与体系の見直し、民意を無視する職員の自主退職など、危機感を持って取り組んでもらいたい。 勿論、教職員で、日本の国旗、国歌を尊重できない人は、去ってもらいたい。
今後、橋下氏や「大阪維新の会」に困難も伴うだろうが、これを乗り越えて、この大阪モデルを実現する事で、国の方向性もハッキリしていく事だろう。
それにしても自民党も愚かだ。何でこんな平松氏を応援したのだ?自民党は変な片意地張らず、自主投票させた方が信用回復出来たのに。谷垣サンは橋下氏から言いたくはないが、リーダーとしての戦略と心得を学んだ方いいのでは?
前市長で対抗馬だった平松氏が「大阪をファッシズムに対する戦い」?と言っていた。 今の野田政権のように、何も決められない、何もしない、国民の声を聞かない、国民に知らせないで権力を行使するリーダーシップこそファッショだ!
平松氏は「独裁を許すな」と強調していたが、思い切った改革には独裁的というより、独断的なリーダーシップが必要なのだ。発想力がある人間がトップダウンして行かないと物事が動かない。平松サンよ、民主党のように何も先に進まないのが理想だったのか?
どうも平松氏と知事候補だった倉田氏には、地方自治体の危機感と改革に対する信念が欠如していたと言わざるを得ない。
今後の誹謗中傷にもめげず、初志を貫徹してもらいたい気持ちでいっぱいだ。リーダー不足がささやかれている中、今後、実績と経験を武器に、国政へも乗り込んでもらいたいものだ。
知事職は、次期大阪市長に当選した橋下氏の辞職に伴って空席となっていた。そのため松井氏の知事任期は27日から早速始動。 一方、橋下氏の方は、現職の平松氏の任期満了を受けて市長就任となるため、12月19日からの就任となっている。
それまで橋下氏は休暇を取るそうだ。しかし、のんびりしている訳がない。休暇で十分充電した後は、いち早く、松井新知事と大阪未来構想の協議に当面、オブザーバーとして参加する事だろう。
今や話題の人の人気にあやかろうと、多くの政治家、企業家がおいしい話を持ってくるだろう。だが、そんなことに振り回されず、自分の信念を貫いて欲しい。おいしい話には必ずウラがある。中途半端にそんな誘惑に乗らない事を祈っている。
私は、橋下氏を将来の日本を元気にする担い手として評価する一人だ。今後も石原慎太郎氏のように、「モノを申せる」政治家として、一目置かれる存在になってもらいたい。いつか、マスコミが罠を仕掛けようとするだろうから、御注意を!
幸福度、失業率、治安度も全国ワースト1と言われている大阪。そんな大阪の人々が以前のような商都復活の夢を託した橋下氏は、救世主になるのか、それとも破壊王になるのか、日本全国が注目する!
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11・25 三島由紀夫氏の割腹自決に想う! |
日本時間の昨日、11月25日は1970年に市ヶ谷自衛隊駐屯地で三島由紀夫と、楯の会の森田必勝が割腹自決した日である。 私は当時、L.Aでこのニュースを知り、ショックを覚えた。 その1年ぐらい前の高校生の頃、私は「楯の会」に入会することを目標にしていた。だから「楯の会」や三島由紀夫に関しての研究をそれなりにしていたからこの事件が私に与えた影響は大きかった。 当時から林房雄、会田雄次、三島由紀夫、福田 恆存などの作品を読みあさって、日本人としてのアイデンティティーを探っていた。海外在住だったからか、私が変わっていたのか、日本に対する思い入れは半端ではなかった。
その数年後、写真雑誌「週刊フライデー」の創刊号を飾った三島由紀夫氏の生首の写真や自決現場の写真を見て、衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。
あれから41年が経った。 あの当時、バルコニーで演説していた三島由紀夫氏に対して、なぜ自衛隊員がヤジを飛ばすだけで、話を聞かなかったのか?と悔しく思ったものだ。
現在の日本は、三島氏が演説で訴えたとおりの国に成り下がった。「無国籍で、無機質で、ニュートラルで、抜け目のない」、日本の国体のことなど考えたこともない輩が政権を握り、抜け目なく損得勘定しただけで、日本の国柄を破壊しようとしている。
表面的には着飾って、金持ち国家とチヤホヤされているが、内状はいくら稼いでも、満たされない、情緒不安定で鬱病国家なのだ。
そんな日本に追い打ちをかけるように、TPPと称するアメリカの多国籍・無国籍の巨大企業体の罠に、我が国を提供しようとする売国民主党政権がそこに存在するのだ。 それだけではない。中国、韓国の言い分を信じ、自虐史観を国民に煽る知識人の数々。 政治家は金儲けの為なら、領土問題もそっちのけで、国民、有権者に媚を売る。
野田首相も米、中、韓の首脳と親しくなったと得意ぶってるが、社交と外交を勘違いしているようだ。外交は権力闘争の場だということを忘れるな!各首脳に日本の首相として当然の主張も抗議も出来ないヤツは、首相である資格はない。一刻も早く辞職して、潔く解散総選挙しろ!
鳩山、菅、野田の歴代3バカ大将を含めた多くの民主党議員が、日本人そっちのけで在日の集会や記念式典で「在日のみなさんのために外国人地方参政権を成立させます」と声高に在日に訴える。 民主党の政治家よ、竹島を韓国が不法占拠している事実を在日の集会で訴えた事があるのか? おい、民主党議員よ、「対馬を日本が不法占拠している」という韓国、在日の一方的な、根拠もない訴えに対して反論したことがあるのか?在日の金欲しさにヘラヘラと笑ってごまかす売国奴よ、お前らどこの国の議員だ? 1億円の議員歳費がどこの国の、どこの国民の血税から出ているか胸に手を当てて考えろ! それでも在日優遇政策を推進したければ、議員辞職するしかないと覚悟しろ!
日本人の血税を、相談も無く勝手に韓国経済の救済のために5兆円以上の通貨スワップを提供した。その上、韓国からは「日本側が5兆円にしようと申し出た」と根も葉もないことを言われても、ニコニコして抗議すらしない体たらく。
こんな感謝もしない韓国より、国民の血税を被災地救済に回すのが優先だろうが、馬鹿野郎!
メディアはメディアで国民の知るべき報道をせず、多くの企業家も国民も野田政権の見え透いたウソに気づかず、「日本は開国するべきだ」?と声を上げる。おいおい、黒船の時代と何を勘違いしている野田?
民主党が言う「開国」とは?言葉に酔いしれて、実体すら理解していないのに、軽はずみに事を進めようとする無責任政党は、一日も早く消えてしまえ!
今、世界中で江戸時代、明治、大正時代の日本人ブームが沸き起こっている。なぜか?それは今日の共産主義、社会主義、民主主義が人々の生活を満たさない事に対する反動ではないかと思う。
戦前から多くのアジア諸国が植民地から解放されたくて、勇気ある日本をたくましく思い、目標にしていた。
今、世界中が、目標とする国に飢えているからこそ、目標に値する日本の復活が待ち望まれているのだ。
世界はアメリカン・スタンダードに不信感を抱き始めている時、日本はズレた分析をし、その結果、ズレまくった対応をする。なぜ、ジャパン・スタンダードを改善して世界中に対して影響力を持とうとしないのか? 数多くの国は「日本人のメンタリティーを学べ」と教育に取り入れているのに、本家の日本はどんどん不自然に西洋かぶれし、個人主義へと走ろうとしている。
そりゃあ、中国に近づくより、今までお世話になったアメリカにデーンと構えて、「我々は世界最強のパートナーなのだから、TPPじゃない形で支援してやる」と日本の国益になる代案を提示すればいい事だ。 しかし、民主党も官僚も今まで、平和ボケでそういった宿題を疎かにしていたから、何も準備していない。 常に受け身で、アメリカや中国の出方ばかりを気にする体たらくだ。
今の日本の政治家を見ていると、相手に日本の領海を不法侵犯されようが、領土を実行支配されようが、理不尽な要求を突きつけられ、謝罪を求められようがヘラヘラと媚を売る。こんな軟弱な日本の政治家が世界から信用も評価もされる筈がない。 その上、実現も出来ない事を世界に向けて公約する。民主党政権は世界から日本が恥をかいていることを理解しているのか?恥ずかしいと思わないのか?鳩山は目障りで、菅は不愉快で、野田は日本の首相として恥ずかしい。
私は長年、日本、日本人の地位向上を願って運動をしてきた。それには自分が模範にならなくてはと、自分の役柄を演じてきたつもりだ。常に私というより、日本人の代表のつもりでいた。
以前、日本からの訪問客を連れて、グランドキャニオンに行った。 移動バスの中で世界各国の観光客がマイク無しのアカペラで彼らの国の歌をうたっていた。日本人も何か日本の歌をとリクエストされた。ここで引き下がれば日本人として恥ずかしい。私が代表で「上を向いて歩こう」を歌い、連れたちと「ふるさと」を歌ったりした。歌い終わったら盛大な歓声と拍手で、日本からの訪問客も大満足だった。ヨーロッパ勢が次から次と歌った中で、アジアからは日本だけが堂々と、マイク無しで声をからして?歌ったのだ!韓国人グループ、中国人観光客まで黙らせたんだぞ!(自慢話してストレスを解消する私でした)
残念ながら、年齢とともに体力、気力、気迫、気合いが低下し、頑固さが増して来た嫌いはあるが、どうにか日本人の看板を付けて今まで踏ん張ってきた。次の世代の日本人にも私に負けないぐらい、日本人を最大限にアピールしてもらいたい。
海外では、まず、堂々と歩く事。そして、心の中で、気合いを入れて「オッス!」「まかしとけ!」「俺は日本人だ!」と唱える。 姿勢を正しく、笑顔を見せて、リラックスする。オロオロしない。自信を持って積極的に握手もハッグもしろ! チャラチャラしない。相手の目を見て、言葉はゆっくりでいいからハッキリと。
よく、日本女性は海外でモテるが日本男性はモテないと言われている。それは勝手な思い込みでしかない。 台湾、ベトナム、マレーシア、シンガポール、カナダ、メキシコ、ブラジル、ロシア、パラオ、タイ、フィリピン、ドイツなどで日本男性はモテるのだ。 日本男児よ、もっと自信を持って三船敏郎を目指して心身を磨け!
三島由紀夫氏もあの世から、日本人に「よみがえれ日本人よ、本来の自信ある日本人の姿に!」と叱咤激励が聞こえてくるようだ。
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1月14日の台湾総統選は日台生命線を守るオンリー・チャンスだ! |
アメリカ時間の今日はThanksgiving Day(感謝祭)である。今日はあまり好きではない七面鳥を食べてきた。
1月6日の日本行きが決定しました。友人の長女の婚礼後の、御両家親族の昼食会に御招待いただき、当日、到着次第、空港から直行です。どうにか間に合いそうです。
そして1月11日に約4年ぶりの台湾です。1月14日の、私にとっては2度目の「総統選」の応援にも間に合います。
日本には16日に戻って、多くの同志に会ったり、デモに参加したり、各地の神社仏閣や自然の景観を堪能しようと思う。勿論、靖国神社にも行く。
今回の総統選で、反日の馬英九総統が再選されると、台湾が中国に呑み込まれていくのは時間の問題になる。前回はこの外省人(中国人)にダマされて多くの愚民台湾人が彼を選んでしまった。 日本も台湾と同じく、民主党にダマされて多くの愚かな国民が民主党を選んでしまった。中国が仕組み、望んだ展開を日台両国民が選んでしまったのだ。
台湾のメディアのほとんどは外省人の中国派が握っている。国民に「知らせるべきことを知らせない」ところは日本以上だ。
現在は最大野党の民進党の蔡英文主席が支持率を伸ばし、現在の支持率はほぼ互角だ。そこに野党・親民党の宋楚瑜主席(69)が出馬を届け出たことで蔡氏が有利になればいいのだが。 宋氏は元国民党幹事長で、国民党と協力関係にあった。宋氏が加わることで、国民党と支持基盤が重なる馬英九氏の票が割れればいい。
しかし、馬英九はなかなか中国人らしくシタタカでずる賢い。 台湾の総統選は本来、3月実施で、5月に任命式だった。 しかし、馬英九が総統選を1月に変更したのだ。そこには国民党と中国の思惑が働いたのではないか? 万が一、馬英九が選ばれなくても、5月の総統任命式までの4ヶ月間に馬英九主導で中国と秘密裏に約束を交わす危険性もある。
それに、馬英九は最近、地下組織のボスと密会し、民進党に対する選挙妨害を企んでいるようだ。過去も国民党は暗黒組織の殺し屋を雇って、邪魔者を暗殺してきた。今でも地方に行くと、こういった組織の人間が選挙に関与するのだ。 さすがに今の時代は昔のようにいかないようだが・・。
中国も中国内の台湾人企業家を集めて、国民党に票を入れろと圧力をかける。しかし、4年前と違い、中国の不動産バブル崩壊、米、欧州の名門銀行勢が中国金融市場から引き揚げ始め、経済危機がささやかれていることで、台湾人経営者の中国の脅しに対する対応も少し変わってきていると思う。
私の予測通りに年内に中国の経済がヤバくなったら台湾総統選の民進党に追い風となるか?
鳩山、菅、野田政権と台湾の馬英九国民党亡命政権の急激な中国傾斜で、台湾は今アジア支配を目指す中国の併呑危機に直面している。日台の生命線は切断されようとしているのだ。 今回の総統選は「台湾」を守る、オンリー・チャンスと言っていい。
真の日本人、台湾人は馬英九が再選されることを望んではいない。嘘つきの馬英九を選んだために、台湾人が望まない急速に進められた中国への接近。 まるで今の日本人が民主党にもう騙されないと思うように。 今度は同じ過ちを台湾人にはくり返してもらいたくない。
多くの日本人は台湾が日本にとっての生命線だと知らない。特に多くの民主党議員は日台関係の歴史と現実を知らず、中国の思惑に乗せられる媚中イエスマンが多いから困るのだ。
親日でかつては51年間、日本人だった台湾人。多くの台湾人高齢者は日本統治時代にノスタルジーを感じているようだ。台湾に近代化と素晴らしい教育を与えたことに感謝している。しかし、戦後の日本政府に対しては悔しい思いで一杯のようである。
戦後、日本政府から見放され、そして見捨てられた。そして、中国国民党軍に3万5千人の有能な台湾人(当時まだ日本人)が虐殺されても、知らん顔されてきたのだ。
日本政府はデタラメ国家の中国や韓国にはもう謝罪は必要ないが、台湾人には謝罪しなければいけない。
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専門家まで福島県の原発周辺以外の地域まで放射線を除染と煽っているが、広島、長崎は66年前に除染されたのか? |
私は最近、日本全国に広がりつつある放射線の除染作業に疑問を感じ始めている。
ここロサンゼルスでも数名の長崎、広島の被爆体験者が健在だ。中には先日、国連にて「原爆の被爆体験」を非核特使として証言した据石和さんなどがいる。85歳の彼女は40年間、被爆体験を訴えてきた。今でもお呼びさえあれば各地の小、中、高校、大学で原爆の恐ろしさを訴えている。
10年前までは、受入れられなかった彼女の活動も、最近は「非核」が広まり、語り部としての彼女は引っ張りだこだ。
私は機会があり、彼女や多くの広島県人、長崎県人から話を聞く機会があり、今の日本の放射線の除染作業に関して話し合った事もある。
ここロサンゼルスには広島出身者が多い。 当時、原爆投下直後、原爆被害者の遺体を県内の学校のグランドで火葬したり、重傷者も体育館に運ばれたと聞く。その証言者は広島と山口の県境出身の方だ。 と言う事は、広島全域いや、山口、岡山、島根に放射線が広がり、除染が必要だった筈だ。しかし、除染もされず、広島県内の人々は、今日まで普通に生活していたのだ。
私は専門家ではないが、単純に福島県の原発周辺以外の除染作業に違和感を覚えた。やれ、野菜は食べられない、やれ、あれはダメだ、これは危険だと、ダメダメづくしだ。
民主党政権下で、初動対応の判断ミス、その後の隠ぺい工作、ウソの発表などで、風評被害が広がり、被災地や原発事故周辺の人々に不信感を与えた。その結果、国民は放射線に対して過剰に神経質になった。 これで民主党は国民に対して、「除染処理すれば安心」と言わざるを得なくなったのか? 何の確証もないことで、風評被害を招き、莫大な費用を無計画に、無意味に垂れ流しているように思える。
すべて人災が被害を拡大した。余計な出費の原因も民主党の無能で素人対応に大きな責任がある。まあ、その民主党を選んだのは他でもない日本国民なのだが・・。
今の日本は、特に主婦層は子供の被爆が気になり、心配で眠れない日々が続いていると聞く。 母親が神経質になり過ぎると、子供の発育にも影響しする。被爆も恐ろしいのだが、母親が原因で子供が情緒不安定になることも避けなくてはいけない。
広島、長崎に原爆が投下されて66年が絶った今、科学が進化し、コンピューターを十分活用出来る時代だ。 除染、除染と日本全国の土を掘り起こす事以外に、何か知恵はないかと思う。
専門家まで放射線を除染、除染処理と、除染しなくては危険と煽っている。日本政府、科学者たちは66年の期間中に何を学習したのだろうか?
まず、当時を思い起こそう。 広島、長崎の原爆から66年が経って、当時、放射線の除染はされず、県内の野菜、魚、米を食べて子供たちは大きくなった。彼らは普通に運動場で走り回って、普通の生活を送って今日を迎えた。
その結果、被爆者以外の、戦後の広島県人、長崎県人に癌患者が多いという統計も出ていない。それどころか、私が知っている数人の60年代に渡米した広島出身者で70歳~80歳代の高齢者は元気ですよ!
先日、この事をツイターでつぶやいた。 「私は専門家ではないが、いつも気になっていたことがある。除染、除染とまるで日本全国の土を掘り起こしてどうするの?今の時代、もっと何か知恵がないのか?広島、長崎は原爆投下後、除染をやったの?数ヶ月後に広島入りした人たちは被爆したの?数年間は広島、長崎県民は外で運動しなかったの?」と。多くがリツイートしてくれた。
中には「全くおっしゃる通りです。私は原爆投下後なんの除染処理をされなかった当地で生まれ、もう数十年生きてきました。除染除染とテレビが騒ぐたびに「そもそも除染が必要なのか?」と思うのです。ここにも巨額の利権が絡んでいるのでは?と思うのは穿った見方でしょうか?」というコメントも頂いた。
放射能技術者は被爆?レントゲン技術者も被爆?
秋田県の昔から湯治で有名な玉川温泉、台湾の台北郊外の北投温泉(日本の旅館No.1の「加賀家」が今年、進出している温泉地)、私の出身地から近い鳥取県三朝温泉のラジウム温泉には悪性腫瘍(癌)に効くと言われている微量の放射能によるホルミシス効果があるとの説がある。
私はこの3カ所に行ったことがあるし、特に三朝温泉には度々訪れて入浴しているから被爆?勘弁してもらいたい。
是非、不安な方は長崎や広島で終戦直後から暮らした方々から、お話を聞いてください。きっと不安を解消してくれますよ。彼らの元気さは、まるで温泉効果があったのではと思うほどです。
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日本は経済ばかりではなく、心が豊かなブータン王国を模範にし、オンリー・ワンを目指そう! |
私が以前から機会があれば、訪ねたい国、ブータン王国。 ブータンという国を知ったのが、25年ぐらい前だ。当時、福岡で生活していて、ブータンの王族の一人が九州大学に留学した時、知人が窓口になっていたからだ。知人に会う度、ブータンの話を聞かされた。
そして、2005年の「愛知万博」にL.Aから20人の「Yosakoiソーラン・グループ」を引き連れ、万博会場で踊った時だった。ブータンからも民族踊りを披露するグループが来ていて、何人かと知り合い、あとで私一人が彼らが宿泊していたホテルを訪ねたことがある。彼らは知的で、英語が堪能な人間が何人かいた。
その後、テレビの「あいのり」という番組で「ブータン」がどういう国か詳しく知った。
そして、今回の国王御夫妻の来日で、ますますブータン王国が身近に感じるようになった。
先日、ブータン国王が衆院本会議場で演説をされた。素晴らしい感動を頂いた。その後、演説の全文を拝読し、改めて心温まる言葉に胸を詰まらせた。
この文章は外交辞令や御世辞のスピーチではない。野田首相や民主党議員のように、官僚が作成した文章を読み上げるものとは天と地の差があった。さすがオクスフォード大学出身だ、と思った。
この言葉は国王自らが書き上げたから、多くの日本人に感動を与えたのだろう。しかし、同時に今日の政治家、日本人にとっては自らの我欲に溺れる姿に対しての羞恥心も感じたのではなかろうか。
ブータン王国はヒマラヤにある九州とほぼ同じ面積に、70万人が暮らしている。見渡す限り手つかずの自然の中で、質素で謙虚な生活を続けている。 ブータンは台湾、パラオ以上に日本を信頼してくれ、常に支持してくれている友好国である。 日本の歴史から培った資質を最大限に評価してくれた国王には感謝したい。
多くの民主党議員は、中国や韓国にばかり目が行き、真の友人を見分けられない。
今や、日本の伝統的価値観を否定し、過去と現在を分断しようとしてきた政治家、進歩的文化人、マスメディア、教育者、運動家が、決して小さくない影響力を及ぼしているのも、日本の現実である。
国王の言葉は、「日本人よ、本来の姿に戻ってくれ!日本人には素晴らしい資質があるのだから」と私には聞こえてきた。 その激励や賛辞に感謝し、戦後の中国や朝鮮半島のデタラメに洗脳され、自虐史観に染まること無く、誇れる国を今一度自分たちの手で作り、守っていくという自覚と覚悟が、今の日本人には必要だと思う。
以前、昭和天皇の大喪の礼に参列するために、前国王が民族衣装の礼服姿で数名のお供を連れて来日した。 多くの他国首脳は日本から経済援助を求めて、日本政府首脳と会談をしていた。 前ブータン国王はこうした弔問外交を行わず、大喪の礼に出席してすぐ帰国した。新聞記者が理由を尋ねると、国王は、「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません」と答えた。また、帰国後、1ヶ月間も喪に服した。まさに「サムライ」ではないか。 礼を重んずるということ以上に、品格が滲み出ている。
ブータン王妃がただ美しいだけではなく、育ちの良さを感じた。彼女は一般人で父親は国際線パイロット。ロンドンの大学で学び、驕りも無く、国王を立て、数歩後ろを歩くような女性だ。出しゃばらず、たまに見せる笑顔が自然で美しい。 そういえば、先の宮中晩餐会における乾杯の際、王妃はご自分のグラスが皇太子さまのグラスの上に行かないように半ば、かがむように気を遣って乾杯していた。
ブータンは中国に国土の20%を侵略されたり、挑発行為をくり返されている国である。国王御夫妻が日本や日本人が好きなのは勿論、被災地訪問だけではなく、国王は語らないが、ブータン王国の実情を知ってもらいたいのだ。 ちなみにブータン王国にとって、義援金の100万ドルは大金である。GNPに換算すると、ジャパン・マネーを強請ってばかりの反日国家、中国や韓国の何万倍以上の気持に我々は最大限の感謝を送りたい。
ブータンは人口70万という小さな国だが、国家の品格は国家規模には比例しない。
しかし、この宮中晩餐会を欠席した一川保夫防衛相、山岡国家公安委員長のように、金集めと選挙のほうが優先の我欲に染まった売国奴政治家の、ブータン国と国王、日本の皇室への非礼、軽視は許されるものではない。 こんな連中を大臣にした野田首相の任命責任は大きい。
日本共産党議員ですら皇族に対する礼儀と日本の代表という自覚を持っているというのに民主党議員は小国の国賓、皇族を軽視している。こんな日本人のアイデンティティーが欠如した、情けない連中を国の代表議員として選ぶ国民よ、恥を知れ!
天皇陛下が世界中でどれだけ尊敬されているか、天皇が中心にいたからこそ、これだけの世界に例がない素晴らしい国になったことを、民主党の議員は今一度、勉強し直さなくては行けない。
ブータン王国には人間として、学ばなくてはいけない生活様式がまだ残っている。我欲に染まった日本人が忘れかけている人間の本来の営みを教えてくれる偉大な国だ!
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今まで国益も国民さえ守らなかった売国民主党政権の、TPP関連のウソが明らかにされてきた! |
以前、ブログでも紹介したが、TPP交渉参加に関連して、野田首相が「全品目を交渉対象」と米側が説明した件を、外務省が「事実無根」と抗議したことがあった件で、実は日本政府、外務省、野田総理のウソが判明した。
民主党政権が嘘つき政党だと多くの日本人が気付き始めているが、日本の外務省もここまで汚染されていたとは。もう、確信犯にはつける薬がない。 11/13の日テレ枝野番記者の枝野大臣密着取材ビデオの中の米国向け資料の映像に「日本は全ての項目をTPP交渉の対象にする用意がある」と書いてあったと。
この画像が問題の場面。枝野が読んだ米国用資料だ。http://www2.himitsukichi.info/up/news/1321262296/
そんなにウソを通してまで進めたかった根拠は何だったのだ?
オバマ政権にとって外交交渉音痴の野田首相を相手にする事などは赤子の手を捻るよりも簡単なことなのだが、この画像を見る限り、交渉に入る前から決着までのシナリオがすでに作成されているかのようだ。
民主党政権は嘘つきだけではなく、無責任で国民のことより民主党を守る方が大事なようだ。やること成すこと全てが甘い姿勢だ。こんな売国奴政党では中国、韓国、米国に舐められ、利用されるは当然だろう。
今の民主党の上層部は、留学経験が無く、外国人に対しての免疫力が弱いように思う。TPPもやり方次第、戦略次第では有意義になるが、民主党では被害が拡大する気がしてしょうがない。
今や米国は過剰消費や住宅バブルに踊らされた結果、連邦債務残高問題がデフォルト寸前までに追い込まれた。議会でも混乱が続き、野党間での合意さえ達成できていない。 こんなアメリカの仕組みも方法もお手本にはならない。ではなぜ、アメリカに対して日本はイエスしか言えないのだ?
菅前首相まで真似たオバマ政権の「チェンジ」というかけ声は、変革どころか格差を広げただけではないか?
今度の大統領選で共和党候補にこれという候補はいないが、オバマが再選するのは難しい。ヒラリーだったら可能性があるが、彼女も一時の勢いもエネルギーも無い。
TPPも来年の大統領選が終わらないと、選挙に利用されるだけだ。
日本は自らタイミングと状況を判断して、まず国内の仕組みと枠組みを見直し、国民の「国を立て直そう!」というモチベーションを高め、仕切り直しするべきだ。どうせ日本なくしてTPPは進まないのだから。他国をリードする決意も戦略がなければ、参加しても何のメリットもない。
それにしても自民党谷垣総裁も情けない。党本部で講演し、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題で「米国と組み過ぎて中国やアジアをオミット(除外)するのは日本にとってよくない」などと発言したという。そんなことはあり得ないし考え過ぎだ。どこが中国をオミットしているのか?今の時代、ASEAN諸国もダブっているし、谷垣氏は考え方が時代遅れと中国に怯え過ぎだ!
今日、図書館のコンピューターを使用した時、眼鏡を取り外した。その後、5分ぐらい席を離れて、眼鏡を忘れた事に気付き戻ってみたら眼鏡がない。 普段は運動、運転、DVD、テレビ鑑賞以外はかけないので、忘れる事がよくある。 それにしても他人の眼鏡であろうが、すぐ手を出す輩がアメリカには多い。
3年前はこの図書館の駐車場で車の窓ガラスを壊され、グローブボックスやコンソール・ボックスに入れていたカメラなどを盗まれた事がある。このカメラには以前交流があったロバート・ダウニーJr.(映画「チャーリー・チャプリン」、「アイアンマン」などの主演俳優)、ビリー・ゼーン(映画「タイタニック」の主役ケイト・ウェンスレットの婚約者役)、アンソニー・ドロン(アラン・ドロンの息子)などと仲良く映っていた写真も入っていた。
アメリカでは疲れていてもボーッとしてはいけない。しかし、ボーッとしていた(笑)。
私は日本に行ったとき、喫茶店にカメラを忘れたことがあったが、喫茶店に電話して、次の日取りにいったことがある。アメリカは日本と違い、交番はないが、交番があったとしてもカメラや財布が届けられる事はまずないだろう。
それにしても眼鏡がないとDVD鑑賞や車の運転が不自由でしょうがない。明日、メガネ屋に行こう。
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私の個人的よもやま話と、和食(Washoku)が世界文化遺産に来春申請される話題! |
今日はその気にならないので日本の政治の話題は小休止だ!
今日、私の出身高校(ハリウッド高校)の同窓会案内が来た。私は高校卒業後は世界中を飛び回り、日本にも長く滞在し、アメリカでも数度引っ越しているのにどういう方法で私の住所を捜したのだろうか?
ここはアメリカ。当時のチアー・リーダーは体型を保って、面影を残しているだろうか? 同窓会は地元ハリウッドのホテルで来年の7月に開催される。
私はこの高校に3年時の1年間、それも午前中しか授業を受けていなかったので、先生と数人の生徒ぐらいしか覚えていない。それ以前に通っていた高校では友人が多かったが・・。
なぜ午前中しか授業を受けなかった?それは卒業単位をすでに取得していたし、午後から単位が半分とれるWork Experience(職業体験)でL.A最大の子供病院の化学研究室でバイトしていたからだ。
午前中の授業が終わったら、車を運転してハンバーガー屋に直行して、昼食を済ませ、そのまま病院に向かった。 よくもまあ、飽きずに月~金曜日のお昼はハンバーガーで1年間勤め続けたものだ。 午前中に同じ仕事をしていた当時、大学生だった友人とバトンタッチして、友人は午後から大学の授業に向かった。
この仕事の収入も悪くなかったし、土曜日は病院の医師、看護婦、研究者の自宅の庭の手入れを任されていた。日中40度の暑さの中、外での仕事は苛酷でもあった。土曜日だけで8軒の庭の芝刈りを含めた手入れが、今となっては懐かしい思い出だ。 職場の同僚たちは親切で「クリス、クリス」と可愛がってくれた。 行く先々で、仕事の途中、飲み物や食事を出してくれ、集金も職場が同じなので、踏み倒される事も無かった。何と恵まれた高校3年生だった事か・・。
高校3年生で土曜日だけトラックと芝刈り機をレンタルして、弟を助手にして1年間続けた。日本では想像出来ないでしょう? 当時は1ドル、360円の時代で、私は高校3年生で日本のサラリーマンの倍以上稼いでいた。
その10年後、日本から戻って仕事を探していたら、子供病院の当時の同僚の紹介で米国赤十字社に5年勤める事になった。
庭園師の仕事はその後、機会は無かったが、昨年まで数年間、ボランティアで曹洞宗系のお寺の、立派な日本庭園の手入れも担当していた。 性格的に丁寧にしないと気が済まなかったので、庭の剪定はプロ級に仕上がっていると評判だった。小、中学の頃に造園師だった父の手伝いを、いやいや仕方なくやっていた事が、無駄にはなっていなかったようだ。
1月の初旬に日本の友人の長女が結婚するようだ。メールで御両家親族だけの食事会に招待いただいたが、なかなか答えが出ない。 彼女は早稲田大学を卒業して、地元の優良企業の秘書課に務めていると聞いていた。何でも相手が学生時代から付き合っていた男性で、現在は自衛官だそうだ。
私は彼女が3歳の頃からゴッド・ファーザーのような気持で接していた。まあ、彼女が大人になってからはあまり接触が無かったが、おめでたい事で、最近不愉快なニュースばかりでため息ばかりついていたが、とても嬉しいお知らせだった。
まだ2週間ぐらいは思案しなくては決められない。1月14日の台湾総統選も前回に続いて応援に行こうとも思うが、これまたまだ決めかねている。
1月初旬は航空運賃が倍で、その上、記録的な円高に思い悩まされる。JR Pass、ホテル料金も全てが驚異的に上がった。今後はカプセル・ホテルに宿泊と格下げしようか?
一番の難関は留守中の母の介護対策、まだまだ決断する前に対策を吟味する必要がある。今は検討中の段階だ!
しかし、日本も台湾も真の独立に向けて、今が正念場だ。特に台湾が中国化されないためにも今回の総統選がラストでオンリー・チャンスになるかも知れない。 台湾は日本の生命線である。この歴史的瞬間を目に焼き付けたい気持ちも大きい。
和食(Washoku)を世界文化遺産に来春申請するという記事が目に入った。当初は「懐石料理」での申請を検討したそうだが、結果的に申請対象を広げた方が登録されやすいのではないか?という結論となったようだ。 韓国が「宮中料理」を申請したが、世界遺産登録が遅れていると言うより、韓国のアピールはウソが多いという先入観があったように思う。 この国が世界に発信する歴史資料も怪しいものだ。ウソとデタラメが当たり前。この民族は自分たちの都合が良いようにフィクションを作り上げる。
世界中から厄介な民族だと思われている朝鮮民族はなぜか、日本では過大評価されている。電通やフジテレビの広報活動や在日優遇体質がそうさせているのか、世界的に見ても不思議な現象だ。
フランスで「キムチ・フェスティバル」が食品衛生上の問題で中止されたが、どうもフランス人にはこの匂いが耐えられないようだ。 韓国が「キムチ」を世界遺産登録申請したら、世界中に失笑を招く事になるだろうな。
しかし、日本人にとって和食が世界遺産になっても、どういうリアクションをとっていいやら。今さら自慢してもしょうがないと思うのだが。ちょっと申請対象を広げ過ぎと思うが、世界文化遺産に登録されたフランス料理への対抗策か?
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いつまでビジョンも戦略もない無責任民主党にまかせて、日本の信用低下に耐えなくてはならないのか? |
ここ数日でやっとアメリカ人にTPPが何であるか伝わるようになった。これもAPECの首脳会議の報道の御蔭だ。それまではTPPを知っている人は皆無に近かった。
それにしても、民主党政権は鳩山がデンマーク・コペンハーゲンで開かれたCOP15で日本の温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減するとの中期目標を打ち出した。
菅は、スイスで開かれたダボス国際会議の場において、「平成の開国」を強調してTPP参加を事実上の国際公約としてしまった。 また、日本のソーラー1000万戸計画を裏付けも調査も無く、無責任に国際公約としてしまうなど、大きく日本の信用を落とした。
共通する事は、国会で公式発表の報告もせず、記者発表では慎重派に配慮して記者会見で「参加」を明確に表明しなかった。
そして、APECの国際舞台で公式発表をするとは日本国民はバカにされたものだ。日本の国会は何の為に、誰のために存在するのだろうか?国会議員は何をする人たちなのだ?
野田首相の支持率が42%に急落したというが、そもそもまだ、10%以上あること自体が私には信じられない。
自民党にも大きな責任があるが、民主党を選んだのは一流国民と自負している愚かな日本国民ということだ。
野田は米国産牛肉の規制緩和に向けた手続きを始めたとオバマに説明したが、国会で審議されたの?どこまで議論された事なの?オバマに用意した手みやげとでも思っているのだろうか?首相だから好き勝手に何でも許されると思うなよ、この野郎!
アメリカの攻撃が激しさを増してきた。私が思っていた通りの展開になりつつある。中国と同じく、アメリカも弱い者イジメが好きだ。完全にナメられている野田首相は見るに忍びない。しかし、この男は気付かない。ヘラヘラが体に染み付いている。 オバマ米国大統領と会談後、野田首相がTPP交渉に関し、「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べたとホワイトハウスが発表した。 日本政府は「そんな発言はなかった」と否定して文書を発表した。しかし、日本側の主張に対して米側は「発表はそのまま」と訂正しない考えを伝えた。 アメリカの確信犯的策略を想定しなかった日本政府に問題がある。オバマが焦っている事になぜ気づかないのだろう?これで何回目の「想定外」だ?
野田首相も、日本史上最悪の首相と言われている鳩山、菅とパターンはちょっと異なるが、無能である事に変わりはない。特に財務大臣時代の円高対策は日本を弱体化するには十分だった。
この男の社会主義的手法は、政治主導どころか、官僚主導で国にカネを集め、官僚の権限を強化するやり方だ。
例えば医療政策だが、官僚は医師や医薬品メーカーの意見は聞くが、患者の意見は聞かない。
文部科学省の場合は、教育委員会、教員から話は聞くが、生徒や保護者の意見は反映されない。
日本の官僚は業界団体や労組の意見には耳を傾けるが、国民の声は聞いているフリだけだ。
民主党が恐ろしいのは、それだけではない。反日勢力、在日団体、パチンコ業界の意見を必要以上に聞き、自国民である日本人の意見や批判は無視する姿勢だ。民主党の活動そのものが、国家反逆罪ではないのか? まあ、日本は平和ボケでお人好し国家だ。国民が現状に無関心なうちは、発展どころか、衰退していく道しか残されない。
野田首相は密室で、オバマにドジョウ掬いでも踊って見せて、御機嫌をとって、日本の報道陣には「オバマを笑顔にさせる事ができた」と報告でもしてろ! 悲しいかな、民主党政権が誕生して私の寿命が10年縮まった気がする。
(初めて社民党・党首、福島みずほ議員のまともな質問!) TPP集中審議・福島みずほ議員が激怒?
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TPP交渉参加を正式表明したが、最近はまるで「原発推進」対「原発廃止」のような展開になりつつある! |
野田首相が煮え切らない。彼にはやっぱりリーダーシップとしての資質がない。彼の答弁を聞いていると、どうもTPPをイマイチよくわかっていないようだ。
結局、TPP交渉に参加する方針を正式に表明した。まとまらない民主党、リーダーシップがなくブレまくる自民党総裁。今や日本に力強く、信頼出来る政党は無いのか?
政権交代、解散総選挙がいつになるのか、もう待ちくたびれてきた。 今後は交渉の成り行きを見守って、期待出来ないお手並みを拝見といくか?
最近のTPPの論議を聞いていると、反対派も賛成派にも問題があるように思えてきた。 これではまるで「原発推進」対「原発廃止」と何も変わらない。 左翼や反日勢力は「アメリカの陰謀」と訴えたり、「アメリカ一辺倒ではなく、日中韓プラスアジアにシフトするべき」やら、もう訳が分からなくなった。
「TPP反対」デモでは、あの滑り込み議員の三宅雪子(私の親戚ではありません)が先頭で声を上げるくらいだ。国民に対する愛情も感じない、TPPが何かもよくわかっていない議員たちに「TPP反対!」と訴えられると、何か変と感じざるを得ない。
私も最近、アメリカ人の友人たちにTPPの意見を聞こうとするが、ほとんどのアメリカ人はTPPなんて知らないし、関心もない。 今、アメリカの政治家は国内問題を多く抱え、何事もハッキリしない日本の政治家には辟易しているのではないか。
アメリカは勿論、日本の援助、金が欲しい。しかし、オバマにしろ政治家にしろ、あまりTPPに関して現時点で真剣とは思えない。
日米関係は重要だと思っているのだろうが、日本から頻繁にやってくる政治家や官僚が訪ねてきても、何の進展も見られない議案で時間が無駄に流れることを敬遠する政治家も増えていると聞く。
そりゃあ、当然でしょう。アメリカの議会でも承認も、議論もそんなにされてもいないのだから、透明人間と話しているようなものだ。 それが、日本ではここ数日はこの話題一色のようだ。ちょっと過剰反応か、他に政治的議案が無いのか?と疑いたくなる。TPPが一人歩きしているように思えてしょうがない。
私が訴えていたのは、TPPであれ何であれ、今の民主党が主導するものはすべて受入れたくない。彼らの政治手法を見ていると、いじるだけいじってその結果、国益を大きく損なうのだ。 国民が民主党を選んだツケは大きい。
今の日本は、政界再編成して徹底的に日本の国柄を取り戻すようにしないといけない。損得以前に日本人がやるべき事、まとまるべき課題が山積している。教育、防衛、医療、農業、林業、漁業、港湾事業、空港事業など見直すべきこと、改革すべき事が多過ぎるのだ。
そんな時、素人集団が、何の改革も準備すら無くいきなり国益を求めてTPP交渉?民主党にとって国益の定義は?あれだけ税金の無駄使いをやり、バラマキのマニフェストを訴え、やった事と言えば何の国益とは関係がない内輪モメだけではないか。こんな党の綱領もない民主党が、何をやっても時間と税金の無駄でしかない。
今まで自民党が先送りしたり、あぐらをかいて何もしなかったツケも大きくのしかかってきている。
だからといって無能で党の綱領もない民主党にはまかせられない。この党は党の意見をまとめるだけで、税金が無駄に使われ、何一つとして実行に移さない。実務能力にも乏しいので、官僚の省益の為に利用されるだけである。
今や政局に時間をかけている余裕は日本にはない。スピーディーにまともな政治の実行が急がれている。
今や日本の政治家は3流に成り下がった。そういう例外を除いた世襲議員、官僚出身議員、肩書きやネームバリューの先入観で選ぶ日本人にも問題がある。
今後、小選挙区制度を中選挙区制に戻し、世襲議員は同じ地盤を引き継げない仕組みを作って、政界再編成が必要だ。 そりゃあ、いろいろとチャレンジも必要だ。しかし、焦る必要は無い。日本は世界から取り残される前に、今一度日本の問題点を点検し、改善し、日本の国柄、自信を復活させないといけない。それにはまず新たな憲法を制定する必要がある。 もちろん、党の綱領さえ作成出来ない民主党にはその資格さえ無いのだが・・。
今のまま民主党が進める事は、すべてが中途半端で、国益を失う方が可能性は大きい。
日本は今まで外圧によって多くの仕組みを変えてきた。常に受け身である事が問題であった。 政治議案の先送り、怠慢、平和ボケ、バブル後遺症、危機意識の欠如、バラまき、無駄遣い、イエスマン、ハコモノ建設、中央と地方の関係、韓国、中国への理不尽なODAや支援など見直し、改善するべき事をやってからでも遅くない。
今、変に焦ってTPPを実施しても、剣術の稽古をさぼって贅肉がついた男が、いきなり剣術の試合に出て、勝とうとしているかのように映る。まず、稽古して肉体と精神を鍛え直す必要がある。
高橋是清やスターリンを叱った後藤新平のようなリーダーいない時代は、日本人そのものを底上げし、熟した議論と行動力が要求される。 後藤新平が多くの人材を育てたように、優秀な人材を育てる仕組みを作らないと次世代で日本は属国か崩壊かの道を選ぶ事になる。 今の政治家、官僚は、省益や派閥のためだけの人材しか育てられない。
今後は才能、頭脳、志を持った新人議員、官僚を良き方向に導ける仕組みが必要だ。それには勇気と覚悟と決断と行動が問われている。
どうせTPPも具体化するのに2、3年はかかるだろう。その間に体制を固める必要がある。
多くの中国人評論家や企業人が「TPP」反対を訴えているのが気になる。彼らは日米関係が「トモダチ作戦」で近づいたことに嫉妬を感じ、これ以上アメリカと密接な関係が築かれることを嫌がるのだ。
推進派の経済人も政治家も誰一人として、同盟国であり、友人のアメリカの経済に対して「困ったときはお互い様だ。少しでも助けてやろう」という声を上げない。なぜいつも受け身なのだ。戦略が無いから言われるがままなのだ。ここで戦略的にアメリカに貸しを作りながら優位に進めるということも外交手腕の一つだ。
例えば、農業であれば、農協さんも発想を変えて、円高を利用し、アメリカの農地を買ったらいい。そして法人化して日本人の農業技術者と共同で改良を重ね、有機農法を含めた日本式の品質の良い、おいしいお米が収穫できるようにすればいい。
今やアメリカ人も品質、健康志向が強くなってきている。日本食ブームを利用して、アメリカの食文化を変えるような大胆な提言が出来る時代だと思うのは私だけだろうか?
そういったお米を日本に逆輸入する事も出来る。 日系人のおかげで、カリフォルニア米も日本のお米に近づいている。アメリカ米より高いが売れている。 これに改良を重ねれば世界中の富裕層に売れる。
戦前は日本人のそういった知恵と経験が、結果的にカリフォルニアの農産物や水産物の50%以上のシェアーを勝ち取った。 戦争さえ無かったら、今頃、全米の農業、漁業は日本人がビッグ・シェアーを持った事だろう。
何事も先人がやれたことだ。先人から学び、頭の切り替えも必要かと思う。
ただし、何度でも言うが、民主党政権下では希望は持てない!
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アメリカの日系と中華系(華人)と日本の移民事情の違い!(パート2) |
パート1を読んでいない人はどうぞ!
アメリカの日系と中華系(華人)と日本の移民事情の違い!(パート1)
日米のシナ人事情は大きく異なる。日本に代々と住んでいる旧シナ人は数が限られていて、バランスを乱す事も無かった。シナ人一世はアメリカ同様、ほとんどが男性だった。アメリカと違うのは、彼らは労働者ではあったが、そう長く奴隷扱いはされなかった。 多くは後に日本女性と結婚している。そして、子供に日本人と同等の教育を与えたのも日本人の母親の影響だろう。当時のシナ人は字も書けない者も多かったから、教育は母親にまかせて、父親は仕事に専念していた。
よく誤解される事だが、私がシナ人、中国人と称し、非難しているのは、中国からやってきた新移民のことである。戦後の共産党偏向教育を受け、一人っ子政策で我がままに育った身勝手で、勘違いしている人たちである。
中華系でも一部のシンガポール、香港の住民はイギリスの影響下で教育された事で、中国本土のシナ人とは大きく異なる。 台湾に戦後入った国民党系の外省人はシンガポール人や香港市民よりシナ人っぽい。特に台湾に於いては支配者層なので、シナ人の本性を押さえ付けられる事も無く今日まできている。
最近は、世界各国が中国包囲網を展開しつつある。そんな時、中国優遇、中国人優遇政策を展開するだけの度胸がある中華系米国人政治家がいるわけがない。
教育がいかに人々の考え方、マナー、客観性、態度、国民性を作っていくか、その悪い見本がシナ人や韓国人たちだ。 勿論、そういった新移民シナ人の中には政治問題を語らなければ素晴らしい人も少しはいるだろう。しかし、この洗脳教育に蝕まれた人たちはそう簡単に日本人の中で同化しないどころか、日本に災いをもたらす原因をつくるのだ。
そもそも価値観が正反対ほど決定的に違うシナ人や韓国人が大量に日本に入ってくると、世界に誇れた日本の国柄が崩れ、何の特徴も無い世界から煙たがられる国に成り下がるのだ。
中国が貧しい時代は、おとなしく猫を被っていた新移民も、中国の国力が増強されるに従って、本来のシナ人の性格が全面にでるようになった。
だが、最近は日本人がマナーも低下し、我欲で生きるようになり、もともと我欲で生きている新移民のシナ人に歩み寄っている側面も感じられるようになった。
日本でも旧移民と新移民の区別はハッキリとした方がいい。横浜の中華街の中華系オーナー2世、3世、4世は代々と日本人に囲まれ、価値観がもう日本人なのだ。
世界の王貞治の父親は中国人、母親は日本人。 料理の鉄人、陳健一は四川料理の第一人者だった陳健民と日本人の母の間に生まれた中華系日本人2世。 その他にも永 六輔、鳳 蘭、周 富徳、山田 美也子、高中 正義など数多くが日本に何らかの文化的貢献している。
アメリカではどんなに中華系が増えようが、例えば政治家などは、アメリカ生まれでもう考え方がアメリカ人と変らない。支持者だってほとんどがアメリカ人で、一部の中華系支持者のためにアメリカの不利益になることをするわけがない。
アメリカ在住の中華系アメリカ人は今や5世、6世の時代だ。彼らと共産党教育を受けた新移民とは決定的に違うのだ。普段の生活態度、マナー、考えなど、まったくの別人種と言っても過言ではない。
私が知っている30代の中華系4世は未だ箸の使い方も知らない。フォークとナイフで日本食を頬張るのだ。勿論、中国語を理解出来ない彼らと新移民のギャップは大きい。
そういった、旧移民のチャイニーズ・アメリカンは余程、中国人の間違ったアイデンティティーに目覚めない限り、日中間の諸問題には関心を寄せない。もう彼らはアメリカの国益を考えるアメリカ人なのだ。
日本の保守系評論家がサンフランシスコ市長に中華系米国人が就いたからアメリカが危ない、中国人の人口が増えてアメリカは中国に呑み込まれると煽っているが、それはアメリカを知らない人たちの見方でしかない。 先ほども言ったように、彼らはアメリカ生まれでアメリカの国益を優先しないと生き残れない。どうってことはない。国政にはほとんど影響は無いし、私が生きている間に中華系の大統領か副大統領が誕生する事はあり得ない。それだけアメリカ国内では中国人や韓国人はまだまだ信用されていない。
日本の評論家に言いたい。アメリカの心配より日本の心配をしてもらいたい。アメリカは「人種のるつぼ」でシナ人だけが増えている訳ではない。確かにシナ人の移民は3番目に増えているが、アメリカに170年も住む中華系の人口が自然増加したことも大きい。
日本人はアメリカに移住し始めてまだ130年ぐらいだが、上院議員、下院議員には日系人の方がずっと進出が早いし、実績も積んできている。 1959年にはダニエル・イノウエが下院議員、そして1963年には上院議員になった。
ハワイ州選出のパツイー・タケモト・ミンクは白人以外の初めての女性下院議員になり、12期務めた。
ノーマン・ミネタもサンフランシスコより人口が多い100万都市のサンノゼの1971年~1975まで市長。当時、アジア人で初めて大都市の市長。現在1975年から下院議員で元商務長官、運輸長官。
1974年にはジョージ・アリヨシがハワイ州知事。それ以外にも1976年、サンフランシスコ州立大学の学長だったハヤカワ氏がカリフォルニア、スパーク・マツナガがハワイ州から上院議員になった。 他、ロバート・マツイも長年、カリフォルニアの下院議員をやっていたが、死去したために現在は夫人のドリス・マツイが彼の遺志を継ぎ2期目で頑張っている。
メジャーリーグのローヤルズがあるカンサス・シティーの現市長も日系人ジェフ・アダチ。 小都市は1960年代から数人の日系人が市長になっている。50万都市のロングビーチ市も1970年代に日系女性市長。
何しろ、中華系より日系の方がアメリカの政界での歴史は古い。ちょっと心配なのは、日系の大物議員が高齢になった事だ。
しかし、日本のシナ人事情は危険である。アメリカは心配ないが、日本は大いに心配だ! 弱腰で移民政策の素人ばかりで、海外事情を全く理解していない議員ばかりだ。 移民政策も曖昧だし、移民法も仕組みも不備だらけなのに、強化どころか、緩和策をとる体たらくだ。
特に民主党政権は、日本の国柄の重要性を理解していないし、日本の国益、国民を大事にしない売国奴ばかりだ!
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世界の模範となれるオンリー・ワンの日本が、自らTPP参加して国柄を壊そうとしている! |
昨日はせっかく書いた記事を更新する前に、うっかり全文削除してしまった。その後、新たに書き直す気力も無く、今日は違うテーマで書き始めました。いやー、無念で無様で悔しいが、年に数回繰り返してしまう愚かな自分が情けない。
最近はTPP論議が話題になっているが、野田政権はTPPに参加することをもうすでに決めているようだ。残念な事だが、参加する事を前提にした議論とは、議論をしたというアリバイ作りでしかない。
日本がTPP参加してくれたら、アメリカの議会、議員をバックアップしているアメリカの企業グループがヨダレを垂らして喜ぶだことだろう。彼らは100兆円という郵便貯金が欲しくてしょうがないのだ。
私は現在、TPPを無能な民主党政権の主導下で参加する事に危険性を感じるのだ。彼らは政権与党になって自らの責任を取った事が無い無責任政党だ。人災で被害を広げたくせに、放射線問題、東電の被災者補償問題、被災者救済、復興事業、何一つ成果が小さい。国民のため、国益のための決意と覚悟が欠如している。
以前、元鳩山首相が「日本とアメリカは対等のパートナー」と述べたが、残念ながら米軍に守られ、竹島、北方四島を取り戻せず、尖閣諸島さえ守れそうもない日本が対等とは思えない。領土を必死で守ろうと言う気概もない国が何が対等だ。自衛であれ相手に対して発砲さえ許さない国が一人前の国とは言いがたい。鳩山の発言に「10年早い。やる事やってから言え」という心境だった。
そんなアメリカと交渉して、日本がアメリカの要望に押し切られるのは明白だ。特に子供同然の民主党大臣、副大臣、そして現在の国益を理解せず、省益しか考えていない、レベルが低下した官僚には期待出来ない。
日本の政治家、ビジネスマン、官僚はアメリカン・スタンダードを知る上で、アメリカの現状をどこまで理解しているのだろうか? 彼らの多くはアメリカの「陽が当たる」部分しか見ていないように思う。アメリカは貧富の差が広がる一方だ。 はたして日本の政治家の何人が貧困地域の生活を見た事があるだろうか?たとえ映画であろうと見て想像した事があるだろうか?
民主党議員は忙しそうに、テレビ出演、会議に追われ、その結果、何も成果も上げていない。私から見れば、時間つぶしか、政権与党の権力に酔いしれているだけだ。
海外の現代映画は、その国の歴史観、情勢、国柄、国民性を知る上で、良い教科書だ。 何人かの政治家は映画の大ヒット作を鑑賞する機会があるだろうが、彼らは何を感じ、何を吸収したのだろうか?
多くの政治家は映画すら観る時間もなく、密室で頭デッカチの、ポイントがずれた議論で時間を浪費している。
特にTPP参加推進派の議員は、アメリカの「陽が当たらない」生活を映し出した映画を見て、アメリカの国柄を知る努力をしてもらいたい。あなたたちが求めているアメリカ型生活の片鱗がそこにある。
TPPとはそういった、日本には相応しくない、「人種のるつぼ」「格差社会」「契約社会」「訴訟社会」「実力社会」というアメリカ型社会に染まり、日本の国柄が解体される始まりなのだ。
もともと政府であろうが、メディアであろうが、あまり信じてもいなかった。私は物欲もあまりなかったし、お金より運動、読書、創作、旅、恋、人とのふれあいの時間を持つ事の方が私にとって重要だった。バブルの影響もバブル崩壊も私には無縁だった。コツコツ働き、人に迷惑かけず、好きな事に金をつぎ込んできた。
その結果、富裕層の仲間には一度も入る機会も、関心も無かった。しかし、彼らが一生かかっても観る事も感じる事もできないリッチな体験をする事が出来た。その結果、私の観察力、分析力そしてカンは磨かれたのだ。予言は結構当たるのだ。あっ、私の事を語ってもしょうがないか・・ははっはっ。
今や日本人が目先の損得でTPP参加?何に対しての損得だ?本来の日本らしさが失われることの方が日本にとっての損失だと思うのは私だけか?
TPPは確実にアメリカ主導で進む。現在の段階で、オバマ米大統領は議会から委任されていない。だから、実体がまだないTPP交渉しても何も意味が無い。
しかし、恐ろしいのは議会が承認する過程で、米議会のバックに控えている企業グループが、貪欲に議会に要求圧力をかけることだ。
現在、農業関連の企業グループはあまりない。日本で議論されている農業は取っ掛かりでしかない。
恐ろしいのはTPPが具体化し始めると、企業グループに多い、保険、金融、医療、サービス業を中心とした企業がどういう要求を議会に申し入れし、日本に対する要求が激しくなるかだ。 日本の官僚、政治家は口先では言うべき事を言い、日本の国益になる取り決めをすると言うが、東日本の復興の遅れを演出した民主党及び各省庁の官僚を誰が信じるものか。
最近はメディアまでグルになって一方的に国民を煽る。 先日、国会や霞ヶ関を中心に「TPP参加反対デモ」に2000人以上が声を上げたが、それを報道したメディアは皆無だったと聞いた。まるで情報統制が始まったの如く、国民が知るべき情報を、日本全国の国民に知らせないとは、何と情けないことか。
今後、いったんTPPに参加し、途中抜け出そうとすると、アメリカの弁護士が日本に入り込んできて、集団訴訟や損害賠償訴訟をアメリカ国内並みに展開する可能性がある。
民主党政権はアメリカがなぜ、訴訟大国なのか理解していないと思う、民主党政権が東日本大震災や津波は「想定外だった」と連発していたが、TPP参加の結果を「想定外」と言ってももう許されないぞ!
ハッキリ言う。アメリカン・スタンダードは日本の風土には適さない事を知らなくてはいけない。日本人は一日も早く平和ボケから脱皮して、自ら「食の安全」「財産」を守る覚悟をしなくてはいけない。 それにしても野田はんよ、アメリカをナメたらあかんぜよ。アメリカの恐ろしさを覚悟してやあ。
日本は世界の模範となれるオンリー・ワンの国だ。どこの国もマネ出来ない素晴らしい文化がある。 TPPは、その日本の国柄を壊す仕組みを、受け入れると言う事だ。そんなことをしたら日本は何の特徴も無い、哀れで情けない韓国と同格の国に成り下がってしまう。
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被災地からのガレキを2年間で50万トン受け入れる東京都の英断、勇気、行動を日本人として誇りに思う! |
日本の政治は未だTPP一色である。東日本大震災や原発事故の処理も進むペースが遅い。そんな中で、東京都の対応や協力はスピーディーだった。
石原知事と猪瀬副知事の連携や国を思う意識の高さが、日本政府とは比較にならない貢献度を生んでいる。 先日、定例会見で被災地からのガレキの受け入れ処理の反対の声が上がった事に石原知事は「放射線が出ていれば別だが、みんなで協力して力がある自治体が手伝うのが当然だ。みんな、自分のことばかり考えている。これが日本人がダメになった証拠だ」と述べた。
当初、日本全国の自治体がガレキの引き取りを受入れると表明しながら、その後市民の反対があり、半数以上の自治体が断ってきたという。
その中で、3・11以来、東京都は被災地の自治体に都の職員を送り込んだり、救援物資、消防隊員、消防車を送り込んだ。
東京都は都民からの批判も覚悟して日本国のために一肌脱いだのだ。これは、日本政府が本来やらねばならない事を、強いリーダーシップと信念を持った、知事、副知事が決断したから成し得たのだ。私は東京都の英断、勇気、行動を日本人として誇りに思う。他の自治体も是非、東京都を模範にしてもらいたいものだ。
都が2013年までに50万トンのガレキ処理をすることに、3000軒以上の反対の苦情が寄せられたと言う。多くはプロ市民の嫌がらせに近い行動だと思うが、一般市民にも物事を客観的に見れない、自分勝手な人が増えたのも事実のようだ。
その悪い例が、小金井市の佐藤市長の「ムダ遣い」発言だ。周辺自治体に委託している可燃ごみ処理の費用を市長選で「ムダ遣い」と表現したことが原因で委託先との関係がこじれ、ごみ収集が滞ったのだ。自分たちがゴミの処理場や焼却炉を作れず、周辺の自治体にお願いしておきながら、「無駄遣い」と言われたら周辺の自治体は不愉快になるのは当然だ。結果、市長は自分の発言、行動の責任を取るとして、市議会に辞職届を提出した。
プロ市民出身の市長が誕生すると、根拠も無い粗探しの声を上げる。民主党の前原同様、調査もせず、影響力も考えず、思いつきで、無責任な発言をする。 そんな政治家を持ち上げて投票した小金井市の有権者も、自分たちの事しか考えない、戦後のアメリカの個人主義教育に気がつかないうちに染まった人たちなのか?
市長の発言によって、結果的にゴミ処理場、焼却炉が無い小金井市のゴミを引き取り手が無くなり、市内にはゴミの山ができた。こうなったら無責任市長が辞任するのは当然だ。お愚かな行為で自分の首を絞めたものだ。
被災地のガレキの受け入れ問題、小金井市のゴミ処理問題、普天間基地問題は今日の日本人の姿が反映してはいないか?
沖縄は地理的にも重要な防衛地点だ。しかし、沖縄の人にとっては、メリットもデメリットもある。彼らが怒っているのは、日本政府、日本国民が今まで、沖縄の負担を感謝もせず、当たり前のような対応をしてきたからではないか?
私の出身地、鳥取県境港市は現在、米軍基地は無いが、戦後から1958年に日本政府に返還されるまで米軍進駐軍の基地があった。戦後、フィリピン戦線から戻った父は、アメリカ生まれだったことで、ここの食堂で働きながら、米兵に柔道を教えていた。 現在ここは米子鬼太郎空港と共用飛行場の美保航空自衛隊基地になっている。ここから7キロの場所に陸上自衛隊駐屯地もある。
日本の平和を守るための防衛には、国民の理解が無くてはならない。そのためには、日本全体が負担やリスクを共有しなくてはならない。
今の日本人は、「自分さえ幸せなら」「自分に負担さえかからなければ」「ずるく生きる方が勝ちだ」「我が子にとって良ければ」などと考えてはいまいか?
はたして学校教育で「防衛の重要さ」「沖縄への感謝の念」を教えてきたのだろうか? 学校で共同体の精神、国民が助け合い、負担し合う重要性を日教組が教えてこなかったのだろうか?
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中国のバブル崩壊が富裕層の海外への脱出に拍車をかけ、金融パニックが起こるか? |
中国の億万長者の半数が海外永住を考えて、すでに移民手続きを申請しているか、永住権を保持している。
3・11以降は知らないが、それまでは日本人の米国永住希望者はアジアでは極端に少ない部類であった。
例えば、アメリカでは申請資格がない人でもロット(クジ)に申し込んで当れば永住権を取得する権利が与えられる。アメリカのグリーンカードを地域、国別で年間人数枠を与えている。しかし、日本からはあまり申込みが無いので、申し込めば中国人より何十倍も確率が高いと聞く。
さて、中国の億万長者の話題に戻るが、人間、いったん海外永住を決意すると贅沢三昧の出費を控え、貯金に精を出し始める。 今、中国は大都市部でのバブルが崩壊し、インフレ、人件費高騰、倒産、夜逃げ続出と,あまりいい話は聞こえてこない。 何人かの億万長者に話を聞くと、そんな時、海外永住を準備し始めると、中国、中国人がどうなろうと知った事か、という気持ちになるそうだ。
だから、今の中国で富裕層はクレジットカードで買物して、海外永住と同時に計画倒産するか、トンズラするか、買い控えするかだそうだ。
考えてもみたら、国民全体の1%の富裕層が70%の財源を所有しているというから、中国経済の今後を予想出来るだろう?
中国の主要都市、またその衛星都市も実質的にはバブルが崩壊している。ただ、日本と違い、数字をコントロールする中共政府がどこまで持ち堪え、隠し通せるかにかかっている。
中国の大都市の多くは、高層ランドタワーの建設ラッシュだった。まるで映画のセットのように中身は空っぽ、大型ビルになればなるほど空室率が高かった。
今までは高層ビルが景気のバロメーターで、外資を必要とする中国にとってPR効果抜群だった。この広告塔で好景気を煽り、その中でも日本企業と台湾企業はまんまと引っかかり進出してくれた。
台湾企業の多くは中国人にダマされたり乗っ取られたりして、撤退を余儀なくされた。台湾企業で成功したのは20社中1社以下という。 日本企業も儲かった企業は10社に1社以下と聞いている。多くは一見、景気が良さそうだが、投資額が大きく、まだ投資額を回収するにほど遠い。今後、景気が下り坂になった時、撤退するにも出来ず、リスクだけが高まることを覚悟した方がいい。
中国のインフレ率を抑えるのは困難のようだ。今後、勢いが増すだろう。 中国政府も金融引き締めを実施しても収まるどころか、マイナス効果とも言われている。
多くの中小企業が金利上昇によって銀行から融資がストップし、倒産ラッシュが勃発している。
中国人に欠かせない食料の価格が跳ね上がり、今後、暴動が中国全土で引き起こり、歯止めが利かない状態を覚悟しなくてはいけない。
地方政府の債務総額は130兆円(GDPの30%)以上と言われている。
中国国内の暴動が激しさを増し、人民解放軍が忙しくなりそうだ。こんな経済状態で、見栄でしかない、贅沢で時代遅れの大型空母の建造を一時凍結されればいいが・・。
愚かな民主党が、空母の建造費を出すという想定外の事態を引き起こさないことを祈る。 何しろ、過去日本はODA名目で金を出し、それが結果的に日本に向けた約1000基のミサイルに投資されても、抗議すらしなかったくらいだからね。 台湾に向けた1400基のミサイルも日本が出したODAマネーから製造されたものだから、台湾にとって日本の中国支援が、いい迷惑だったことを証明している。
民主党にとっても政権与党になった事全てが想定外で、やっていることも私たち常識人で凡人には想定不可能な、なさけない事をやりかねない。所詮、こいつらは売国奴ですからね。
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