人種のるつぼのアメリカと日本の移民に対する考えの違いは? |
「人種のるつぼのアメリカと日本の移民に対する考えの違いは?」
アメリカは人間のるつぼである。世界中から人々がやって来て、同じるつぼの中に入る。そして、出てきた時には完全なアメリカ人になっている。勿論、例外もある。 ではアメリカにどういう人たちが入って来たのか?まず、自分の国で生活できない人。例えば、何年も農作物が不作で飢餓になり、生活ができなくなった人、自分の国で迫害を受けている人たち、自国を嫌いな人、仕事の機会を求めて、見合い結婚、留学、戦争花嫁など理由はその時代によって様々だ。
現在のアメリカにはヨーロッパだけではなく、中国、日本、東南アジアやアフリカなど、世界中からの来た人たちの子孫が暮らしている。現在、北米大陸の日系人は5世が大人になっているケースも目につくようになった。私が3世世代なのでそれがあってもおかしくない。3世の多くは、50年代〜70年代に日本舞踊、剣道、柔道、空手を通して日本文化と接していたが、日本語はほとんどが話せなかった。
ハワイは大陸より20年ほど早いので、6世の大人が存在するかもしれない。ブラジルや中南米は北米大陸より2、30年ほど遅いので、4世の大人はまだ珍しい。問題なのは彼らが自分のルーツとなる国を完全に知っているかと言えば、疑わしい。特にアメリカはブラジルの日系人より日本への関心度が低い気がする。
ケースバイケースだが、日系人の2世は日本が嫌いな人が多い。なぜか?親たちがいつも日本の食べ物がどんなに美味しいかったかとか、アメリカの魚は不味いとか、日本の野菜がどんなに新鮮なのかとか、日本人だとこうするだとか、そういう話ばかりをする。しかし、彼ら2世は、自分たちはアメリカ人だから、ハンバーガーが好きだし、野菜が新鮮であろうがなかろうが、アメリカ的に自由にやりたいことをしたいので、そういう話は聞きたくないのだ。自分の国の話ではないし、親たちとは違うんだという意識が強くなる。日系に限らず、ヨーロッパの国から移住した人の場合でも同じことだ。
今では日系の子孫も5、6世と歴史を重ねているが、戦後の戦争花嫁の渡米以来、白人や黒人のHapa(ハワイ語で混血)も増えてきている。特に1980年代以降は少しずつ、確実に増えている。私の青春時代の1970年前後はまだ、日系人同士が恋愛対象であった。私が1968年に白人の女の子と付き合った頃は、日系人の多くが振り返っていた時代である。
何年かに一度のアメリカの国勢調査で日系人人口や日本人人口がわかるが、日本の新聞や外務省は数字をそのまま鵜呑みにする。だが、待てよ、ここでHapaの人が人種構成として白人を選ぶか日本人を選ぶかで数字は異なる。韓国人と日系人のハーフの7割は韓国人を選ぶ。中華系は5世、6世になったアメリカ人でもルーツのChineseを選ぶ。これは彼らの環境と教育の主導権を誰が握っているかによって異なる。だから、アメリカにおける実際の日本人をルーツにした人数は2割か3割り増しだと私は思う。
中華系アメリカ人が北米大陸に入ったのは日系より20年ほど早いので、時系列はハワイに入った日系と同じくらいか。以前、箸をうまく使えない中華系アメリカ人4世を見かけたことに驚いたことがある。多くの日本人は気がつかないか知らないが、私の世代に中華系名字の黒人を何人か知っていた。聞くと祖父が中国人と言っていた。時系列でいうと1890年前後か?時代的に労働者階級の中華系男性が知り合う女性は限られていたのかもしれない。
勿論、環境にもよるが、一部の反日嘘つき国家は、自国を誇れるものがあまりないのに、歴史を改ざんし、誇張して創作し、子供や孫に誤った情報やイメージを伝えるから、ファンタシーが一人歩きし、洗脳されていくケースも目立つ。特に一部の反日国出身者は、執念深くアメリカでも日本を今でも貶めようとするから困ったものだ。
アメリカの理想としては、どこから来ようが、るつぼに入って、出て来たときには完全なアメリカ人であるはずです。だから、どこの国に対しても、悪意もなければ特別に好きなわけでもない。特にどこか特別に一つの国を心配することもないというのが原則である。しかし、それが必ずしもうまくいかない。黒人も本来は一緒にるつぼに入りたかったが、一部の例外を除いて、まだまだうまく行っていないのが現状だ。彼らは時代に翻弄され、公民権を得るタイミングがズレたことで、なかなか他の人々と同じようにはいかなかった。現在の黒人の多くはアフリカの文化を知らない。彼らはアメリカしか知らない。そういう意味で完全なアメリカ人に違いないのだが、皮膚の色で軽蔑されたり差別待遇を受けて来た歴史の衣を脱げないでいる。一部は絶望と居直りで、正反対の方向に行きたくなった黒人もいた。
アメリカで長く生活すると、いろんな矛盾に気づきます。一方でアメリカ人は非常に親切、特に外国人に対して親切である。外国人がアメリカに行って、アメリカ人と親しくなると、アメリカ人の多くは「アメリカに残ってください」「アメリカ人になってください」と言う。これはアメリカ的で、日本にはそれがない。何人かの友人に聞いたことがあるが、何十年、日本に滞在していようが、出入りしていようが、親しくなろうが「日本人になってください」と誘う人は皆無だったと。
それが移民国家のアメリカとの違いのような気がする。だからと言って、外国人を受け入れないわけではない。私が恐ろしいと思うのは、日本が中途半端に、国民の意識が準備されないまま大量に移民を受け入れようとすることです。日本の国民性や国柄を理解せず、移民法も隙だらけで、外国人を客人扱いで迎え入れる。だから、彼らが長期に滞在し始めると、いろいろな亀裂が走りはじめるのだ。要するに外国人に対する免疫が欠如しているのだ。
日本政府も自分たちの都合で、外国人労働者を期限付きで受け入れようとするが、果たして、80%は帰国することがないと想定しているのだろうか?
移民、日系人などの話題を書き始めると、つい長文になるので、今回はこの辺で。
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アメリカの日系と中華系(華人)と日本の移民事情の違い!(パート2) |
パート1を読んでいない人はどうぞ!
アメリカの日系と中華系(華人)と日本の移民事情の違い!(パート1)
日米のシナ人事情は大きく異なる。日本に代々と住んでいる旧シナ人は数が限られていて、バランスを乱す事も無かった。シナ人一世はアメリカ同様、ほとんどが男性だった。アメリカと違うのは、彼らは労働者ではあったが、そう長く奴隷扱いはされなかった。 多くは後に日本女性と結婚している。そして、子供に日本人と同等の教育を与えたのも日本人の母親の影響だろう。当時のシナ人は字も書けない者も多かったから、教育は母親にまかせて、父親は仕事に専念していた。
よく誤解される事だが、私がシナ人、中国人と称し、非難しているのは、中国からやってきた新移民のことである。戦後の共産党偏向教育を受け、一人っ子政策で我がままに育った身勝手で、勘違いしている人たちである。
中華系でも一部のシンガポール、香港の住民はイギリスの影響下で教育された事で、中国本土のシナ人とは大きく異なる。 台湾に戦後入った国民党系の外省人はシンガポール人や香港市民よりシナ人っぽい。特に台湾に於いては支配者層なので、シナ人の本性を押さえ付けられる事も無く今日まできている。
最近は、世界各国が中国包囲網を展開しつつある。そんな時、中国優遇、中国人優遇政策を展開するだけの度胸がある中華系米国人政治家がいるわけがない。
教育がいかに人々の考え方、マナー、客観性、態度、国民性を作っていくか、その悪い見本がシナ人や韓国人たちだ。 勿論、そういった新移民シナ人の中には政治問題を語らなければ素晴らしい人も少しはいるだろう。しかし、この洗脳教育に蝕まれた人たちはそう簡単に日本人の中で同化しないどころか、日本に災いをもたらす原因をつくるのだ。
そもそも価値観が正反対ほど決定的に違うシナ人や韓国人が大量に日本に入ってくると、世界に誇れた日本の国柄が崩れ、何の特徴も無い世界から煙たがられる国に成り下がるのだ。
中国が貧しい時代は、おとなしく猫を被っていた新移民も、中国の国力が増強されるに従って、本来のシナ人の性格が全面にでるようになった。
だが、最近は日本人がマナーも低下し、我欲で生きるようになり、もともと我欲で生きている新移民のシナ人に歩み寄っている側面も感じられるようになった。
日本でも旧移民と新移民の区別はハッキリとした方がいい。横浜の中華街の中華系オーナー2世、3世、4世は代々と日本人に囲まれ、価値観がもう日本人なのだ。
世界の王貞治の父親は中国人、母親は日本人。 料理の鉄人、陳健一は四川料理の第一人者だった陳健民と日本人の母の間に生まれた中華系日本人2世。 その他にも永 六輔、鳳 蘭、周 富徳、山田 美也子、高中 正義など数多くが日本に何らかの文化的貢献している。
アメリカではどんなに中華系が増えようが、例えば政治家などは、アメリカ生まれでもう考え方がアメリカ人と変らない。支持者だってほとんどがアメリカ人で、一部の中華系支持者のためにアメリカの不利益になることをするわけがない。
アメリカ在住の中華系アメリカ人は今や5世、6世の時代だ。彼らと共産党教育を受けた新移民とは決定的に違うのだ。普段の生活態度、マナー、考えなど、まったくの別人種と言っても過言ではない。
私が知っている30代の中華系4世は未だ箸の使い方も知らない。フォークとナイフで日本食を頬張るのだ。勿論、中国語を理解出来ない彼らと新移民のギャップは大きい。
そういった、旧移民のチャイニーズ・アメリカンは余程、中国人の間違ったアイデンティティーに目覚めない限り、日中間の諸問題には関心を寄せない。もう彼らはアメリカの国益を考えるアメリカ人なのだ。
日本の保守系評論家がサンフランシスコ市長に中華系米国人が就いたからアメリカが危ない、中国人の人口が増えてアメリカは中国に呑み込まれると煽っているが、それはアメリカを知らない人たちの見方でしかない。 先ほども言ったように、彼らはアメリカ生まれでアメリカの国益を優先しないと生き残れない。どうってことはない。国政にはほとんど影響は無いし、私が生きている間に中華系の大統領か副大統領が誕生する事はあり得ない。それだけアメリカ国内では中国人や韓国人はまだまだ信用されていない。
日本の評論家に言いたい。アメリカの心配より日本の心配をしてもらいたい。アメリカは「人種のるつぼ」でシナ人だけが増えている訳ではない。確かにシナ人の移民は3番目に増えているが、アメリカに170年も住む中華系の人口が自然増加したことも大きい。
日本人はアメリカに移住し始めてまだ130年ぐらいだが、上院議員、下院議員には日系人の方がずっと進出が早いし、実績も積んできている。 1959年にはダニエル・イノウエが下院議員、そして1963年には上院議員になった。
ハワイ州選出のパツイー・タケモト・ミンクは白人以外の初めての女性下院議員になり、12期務めた。
ノーマン・ミネタもサンフランシスコより人口が多い100万都市のサンノゼの1971年~1975まで市長。当時、アジア人で初めて大都市の市長。現在1975年から下院議員で元商務長官、運輸長官。
1974年にはジョージ・アリヨシがハワイ州知事。それ以外にも1976年、サンフランシスコ州立大学の学長だったハヤカワ氏がカリフォルニア、スパーク・マツナガがハワイ州から上院議員になった。 他、ロバート・マツイも長年、カリフォルニアの下院議員をやっていたが、死去したために現在は夫人のドリス・マツイが彼の遺志を継ぎ2期目で頑張っている。
メジャーリーグのローヤルズがあるカンサス・シティーの現市長も日系人ジェフ・アダチ。 小都市は1960年代から数人の日系人が市長になっている。50万都市のロングビーチ市も1970年代に日系女性市長。
何しろ、中華系より日系の方がアメリカの政界での歴史は古い。ちょっと心配なのは、日系の大物議員が高齢になった事だ。
しかし、日本のシナ人事情は危険である。アメリカは心配ないが、日本は大いに心配だ! 弱腰で移民政策の素人ばかりで、海外事情を全く理解していない議員ばかりだ。 移民政策も曖昧だし、移民法も仕組みも不備だらけなのに、強化どころか、緩和策をとる体たらくだ。
特に民主党政権は、日本の国柄の重要性を理解していないし、日本の国益、国民を大事にしない売国奴ばかりだ!
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アメリカの日系と中華系(華人)と日本の移民事情の違い!(パート1) |
現在、約360万人の中華系アメリカ人の70%以上は米国生まれの米国籍華人(Chinese American)だ。プラス約49万人の合法新移民が、帰化に向けて待機している。不法移民を含めたら合計、500万人以上の中華系がここアメリカで生活している。
ただ、アメリカ生まれの中華系の多くは中国語を理解しないし、関心もあまり持っていない。どんなにアメリカにシナ人が増えようが、彼らはアメリカの国益のために経済活動をしている。彼らの多くは民度が低い新中国移民を評価していないし、距離を置いている。多くのアメリカ人が中国を受け入れていない事情も意識し、理解しているのだ。
私が少年時代の1960年代の多くのチャイニーズは日系と共存共栄していた。彼らはアメリカで教育を受けたので、反共産党で、当時は日本に対する差別意識も感じなかった。彼らの先祖はシナに見捨てられたという意識でいたようだ。
当時は中華人民共和国の名称はあまり使われず、中国共産党とかレッド・チャイナと呼んでいた。
台湾は中華民国よりフォーモサ(Formosa)と教わった。だから私にとってはフォーモサから台湾に呼び方が変わっただけだ。
シナ人の米国への入国は1820頃から始まったと言われている。1848年のカリフォルニア・ゴールドラッシュ前に325人の入国が確認されている。
その後、苦力(クーリー)として2万5千人が1852年までゴールドラッシュ、鉄道建設工事、農業肉体労働者や料理人の仕事についた。95%は男性で、5%のシナ人女性はセックス奴隷でやってきた。 彼らのほとんどは識字率が低く、主に単純労働しか出来ないレベルで、黒人と同等の奴隷扱いだった。
日本人が入り始めた1880年頃には10万人のシナ人がすでにアメリカで生活していた。 当時のシナ人95%は男だった事で、家庭を持ちたくて我慢が出来ない多くのシナ人はその後、シナに帰って行った。
1882年から1943年は旅行者、商人、教師、学生、米国生まれのシナ人以外は入国が禁止されたことで、急激な人口増加もなかった。
今でも黒人の名字でChang, Lung, Lang, Lew, Wong,などや、その後、アメリカ人風に改名した名前で、今でも見た目は黒人だが、3代4代前はシナ人だった黒人は数多い。
当時は白人が相手してくれるわけも無く、恋愛やセックスの対象が同じ奴隷出身の黒人に限られていたのだろう。 徐々にシナから女性が入り込んできたが、2世、3世の時代まで純粋なシナ人人口は爆発的には増えなかった。 シナ清朝政府の末期は政府の力もなく、民衆を見放すようないわば「棄民」状態となっていた。シナ人の多くはどんなに過酷な状況の中でも、生き延びようとアメリカに渡ってきたのだろう。
現在、中華系アメリカ人が多い地域ベスト3は、一番目がニューヨーク周辺で68万人、2番目がSan Francisco、San Jose、Oaklandを中心としたエリアに57万人、3番目がロサンゼルスを中心としたエリアに50万人。 これは帰化をした者を含めた中華系アメリカ人の数だが、ここにはグリーンカード所持者や不法滞在者は含まれていない。
これだけ中華系が増えても、ここはアメリカだ。インド人、シナ人、黒人、フィリピン人、日系人、ユダヤ人、ドイツ人、ヒスパニックなど他民族のるつぼだ。アメリカがコントロールする以上、中華系だけが力を持つ事は絶対にあり得ないので御心配なく。
何人かの日本人評論家が、アメリカは中国人に侵略されるような記事を書くが、そういう人は短期間のアメリカしか見ていないと思う。そりゃあ、問題が無いわけではない。しかし、反中が多いアメリカ人に対して、中華系が中国の国益重視の影響力を持てるとは思えない。 政界は日系の方が何人も中華系より国会に古くから進出して実績もある。アメリカでの移民の歴史は先輩格でも政界では日系人の方が先輩格なのだ。
中華系で政界で大物視される人物は、アメリカの国益を考え、人間として魅力があるから支持を集めたのだろう。彼らの多くはアメリカ人の夫人や夫を持つ。
人口も60年代は華人アメリカ人の数が約2倍だった。現在は約3倍でそう極端に増えているとは思えない。それと同じぐらいヒスパニック系、インド系、プィリピン系、ベトナム系、韓国系も増えている。 政治家も中華系が極端に多くなったとは思えない。そりゃあ、中華系が多く住むローカル都市に多くの市議や首長が誕生しているが、中華系がアメリカの政界を支配することはまずあり得ないので御心配なく。
日本人はシナ人とは大きく事情が違った。日本人は識字率が高く、白人が何を教えても、覚えが早かった。それだけ能力が高かったのだ。そして、当時の移民政策にも助けられて、タイミング良く20世紀に入ってすぐ日本から写真花嫁が続々とアメリカに上陸してきた。 勿論、相手が写真と違う男であれ、好みとかけ離れていようが、親ほどの歳の差があろうが、嫌だからと簡単に海を越えて日本に帰国するわけにもいかない。
そういった今日だと詐欺や詐称で訴えられてもおかしくない事例も沢山あったと思う。 男の方も騙すつもりはなかったが、どんな方法であっても嫁が欲しかったと言う切羽詰まった事情があったのだろう。 女性の方も日本の貧困状態を十分理解しているから、渋々受け入れたのだ。
また、それなりに生活基盤が出来た人は、日本に一時帰国して嫁を探した。
日本人の不幸は、優秀で民度が高い国民だからこそ、アメリカ人が尊敬、嫉妬、そして日本人に対する恐怖感を感じたのだろう。特に日本がロシアを破った後から排日行動が激しくなった。
それにしても現在の日本を見ていると、外国人をコントロールしていないから困るのだ。移民法もルールも確立されていない。その上、中国や韓国に媚を売り、彼らを優遇する民主党の議員は異常としか言いようが無い。長い移民の歴史があり、他民族と問題を抱えて共存共栄をしてきた経験とノウハウを持ったアメリカと日本は事情が大きく異なる。 仕組み作りの取り組みさえせず、民主党が狂った移民政策を推進しようとしていることに恐ろしさを感じているのは私だけではあるまい。日本人よ、そうなってからでは遅いし、一度壊されたものは戻ってこないことに気付いて欲しい。
次期中国共産党書記長と言われている習近平の家族親族の殆どが事実上の海外亡命という。 前夫人もイギリス在住、姉夫婦はカナダ国籍、ハーバード大学に留学している娘もいずれ米国籍を取得する布石ではないかと噂されている。このほか習近平の親戚縁者の多くが海外で暮らし、事実上の亡命を成し遂げている。
以前の共産党であれば、絶対に許されないことであり、大きな問題として取りざたされ、つるし上げを食らっただろう。ではなぜ習近平への攻撃材料に使われないのか?それは江沢民の息子や娘も海外の永住権を今でも持ち続け、曽慶紅の息子は豪州に永住している。政敵もまた同じ条件の攻撃材料をかかえるので、お互い不問にしようということだろうか? 中国とはそういう国だ。中国の指導者層に「愛国心」など無いし、自国を信用できないのだ。何かあった時、家族の安全は中国国内には無いと、いつでも海外に逃れるように準備しているのだ。
台湾の亡命政権中華民国の総統・馬英九も外省人のシナ人だが、娘2人がアメリカに永住し、彼もアメリカの永住権を取得していたことが問題になっていた。彼も台湾で何かがあればアメリカに亡命する準備をしていたのだろう。そういう意味では、中国人の指導者は蒋介石を含めて、危機が訪れると逃げる事しか考えていないようだ。
そんなリーダーが国を捨てるような国を日本企業は過大評価して、どんどん進出しようとしている。政治家も中国に媚を売る。中期的に見てはたしてそんなに価値がある国だろうか?
まあ、その点、日本のリーダーは今まで自害しても、海外に逃げる事は無かった。しかし、今後、日本が危機に直面した時、多くの政治家が韓国や中国に逃げ出す時代がくるかも知れない。 しかし、そうなった時、裏切り者が中国や韓国が住みづらいからと日本に戻る事は許されない。 (続く)
グリーンカード取得の合法移民数(2006年)
1. メキシコ人が331万人、 2. フィリピン人が54万人、 3. インド人が51万人、 4. 中国人が46万人、 5. ドミニカ人が43万人、 6. ベトナム人が34万人、 7. カナダ人が33万人、 8. エルサルバドー人が32万人、 9. キューバ人が31万人、 10. イギリス人が29万人、 11. 韓国人が27万人、 18. 日本人が13万人
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